実物ZF41スコープ取付用スペーサー製作 | Workshop Diary

実物ZF41スコープ取付用スペーサー製作

2024年06月01日

本日の作業はお客様よりお持込頂いた実物ZF41スコープをタナカ製Kar98k用純正スコープマウントに取付ける為のスペーサー製作です。
実物のZF41スコープはチューブ径が非常にスリムな為、タナカの純正スコープマウントにはユルユルのガバガバで取付け出来ません。前後位置はピッタシなんですが…。

お客様からはZF41用の実物スコープマウントも一緒にお持込頂いたので、この実物スコープマウントがタナカ製Kar98k-AIR本体に装着出来れば良いのですが残念ながら本体側のスコープマウント取付部の形状が思いっきりタナカ独自寸法の為、実物スコープマウントは取付け出来ません。
当店も今回の一件で分かった事ですが、パーツ構成含めタナカ製Kar98k-AIRのこの部分って結構デフォルメされてるんですね…。実質、取付け可能なスコープマウントはタナカ純正品、一択な感じです。

そこでタナカ製のKar98k用純正スコープマウントに実物ZF41スコープを取付ける為のスペーサーを製作する事になりました。
スペーサーは当初、パイプ材(規格品)を素材にして製作予定でしたがスペーサーの寸法(内径、外径)が特殊な為、この方法は断念してアルミ無垢から削り出すというバブリーな(笑)方法に変更となりました。当然の事ながらスペーサーは半割り形状じゃないと成立しない(組込めない)ので削り出しで製作したパイプを手作業でカットして半割りにします。今回はこの半割り作業が一番難しかったですねー。

かなりピンポイントでマニアックな内容ですので同様のご依頼はそうそう無いとは思いますが(笑)、「俺もタナカ純正マウントに実物ZF41スコープを付けたいぜ!」という場合はお気軽にお問い合わせ下さい。

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