M14木製ストックVer.のチューニング | Workshop Diary

M14木製ストックVer.のチューニング

2007年05月23日
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本日の作業はM14です。木製ストックや大口径ライフルスコープ等が装着されているのでかなり重たいです・・・。M14ユーザーは口を揃えて「重すぎて1日ゲームで使うと腕がパンパンになるよ~」と言われますが納得です。但し金属パーツをふんだんに使った事でM14の本体剛性はかなり優秀です、下手なスナイパーライフル顔負けのあの弾道はこの剛性の高さがかなり影響していると思いますよ。

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まずはいつも通りメカBOXを開けて内部の状態をチェックします。内部はセクターギア、スプリング交換のみのライトチューンがされていましたが、大きな問題箇所はありませんでした。

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各部異常無しが確認出来ましたので作業に入ります。まずは全てのパーツを取り外して専用の洗浄液でパーツ&メカBOXを洗浄します。この作業を行わないと古いグリス類が除去されずに残ってしまいますので当店で使用する専用グリスの性能が100%発揮されません。特に純正シリンダーグリスに関しては昨今のハイスピード化するチューニングには粘度が高すぎて不向きですのでシリンダーは念入りに洗浄します。

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今回組み込むパーツです。スプリング、ピストンヘッド、スプリングガイド、シリンダー、シリンダーヘッド、ハイレスポンスコード、7mmラージサイズベアリング軸受け&メタル軸受け、強化ギアセットです。7mmベアリングに関してはM14のメカBOXの場合、セクターギアの軸穴に余裕が無い為セクターのみ通常の6mmサイズのメタル軸受けにしてあります。6mmサイズのベアリングもありますが、耐久性が非常に低いので当店では使いません。一瞬の弾詰まりなどでも即、破損⇒ギア交換となった事例がかなりありました。

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メカBOXの軸穴に7mm加工を施して、各パーツを組み込み後、パワーチェック&作動チェックをして作業完了です。

KEN

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