マルイMac10 Spec-Sチューニング | Workshop Diary

マルイMac10 Spec-Sチューニング

2007年11月22日
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本日は東京マルイの新製品「Mac10」のスペックーSチューニング作業です。オーナー様から「外装バッテリーにはしたくない」とのご要望でしたのでノーマルバッテリーで使用可能なスペックーSになりました。※スペックーRはバッテリー収納スペースにSUPER POWERスイッチ(FET)を組み込む為、外装バッテリーの使用が前提になります。

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メカBOX的にはMP7とほぼ一緒ですのでMP7用の各種カスタムパーツがそのまま流用可能です。但し配線はヒューズ位置の関係で若干違いがあります。作業の度に思うんですが、このサイズでこの性能ってやっぱり凄いな~って感心しちゃいます。

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Mac10で気になる点はインナーバレルの長さです。もともと全長が短くインナーバレル長が十分に確保できないMac10ですが、ノーマル状態だと銃口(マズル)よりも結構奥まった位置で終わっています。(※写真参照)恐らく銃口側から覗いた時にインナーバレルを見せない配慮だと思うんですが、この機種に関しては1mmでも長くバレル長が欲しいので覗いた時でも目立たない範囲内で若干ロング化しました。

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銃口から覗いた時でも目立たない範囲内という事で色々と検討した結果、約20mm延長に落ち着きました。たった20mmですがこのサイズの20mmは効きますよ~。

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今回組み込むパーツです。もう少しバレル長が確保できれば更にベストですね。サプレッサーをバレルジャケットとして使いMP7用ロングバレルをセットするのもアリかと思います。

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各種パーツの調整&組込→実射テストをして完了です。初速の方は83m/s(0.2g時)出ましたのでインナーバレル長を考えると上出来です。箱出しノーマルは68m/sでしたので飛距離に関しても明らかに向上しているでしょう。MP7の場合、チューニング後は個体差もありますが約86m/s前後ですので、この差はバレル長の差ですね。Mac10もサプレッサー内までバレルを延長すれば同じ性能になると思います。

KEN

Be-MAX japan